大竹しのぶ 映画監督・鶴橋康夫さん悼む 出会いの思い出も「とうとう私は泣き出してしまって…」
2023年10月24日 17:06
芸能
続けて「でも本当に出会えて良かったです。あんなに優しくてスタッフさんを思う監督は多分もう現れないと思う」と振り返り、「監督、みんな寂しがってるよ。役所さんも、豊川さんも、風間さんも。みんななんでだよおって言ってるよ」と俳優仲間の思いを代弁。
投稿された写真には大竹にあてた鶴橋さんの手書きの感謝状もあり「監督がいつもくれる感謝状大事に飾っています。私は一度もあげなくてごめんなさい」とつづり、「ありがとう。ありがとう。ありがとう、監督。忘れません」と偲んだ。
鶴橋さんは82年に「かげろうの死」で芸術選奨文部大臣新人賞、2000年に「刑事たちの夏」でギャラクシー賞大賞、05年に「砦なき者」で芸術選奨文部科学大臣賞など受賞多数。「賞男」の異名を取った。渡辺淳一さんの人気小説が原作の映画「愛の流刑地」(07年)で初めて監督を務め「後妻業の女」「のみとり侍」などでメガホンを取った。