加藤シゲアキ　事務所との今後の関係語る「内側から監視したい」「邪魔になるならすぐ出て行く覚悟」

　「NEWS」の加藤シゲアキ（36）が25日、文化放送「大竹まこと　ゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）にゲスト出演し、所属するSMILE－UP.（旧ジャニーズ事務所）をめぐる問題を受け、自身の今後について語った。 　2003年に結成されたグループは今年で20周年を迎えた。そんな中で国際的な問題となった、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題。加藤は「個人としては、こういう中でタレントとしていろんな選択がある中で、今思うところで言えば、あえて内側から中を監視したいという思いがあって。この問題について、内側から見詰めていくし、何かあったら自分が出て行く覚悟でいます」と覚悟を示した。

　「被害者の思いを一番救済して欲しい」と願いを口にした加藤。一方で「もう一つ気にしているのは、若い子たちですよね。今本当に夢を見ている子たちも、すごい絶望にさいなまれていると思うので、そういう子たちの救いに少しでもなれたらと思っている」と、若手タレントへの思いを語った。

　また「逆に、僕がいることで、邪魔になるんだったらすぐに出て行こうみたいな覚悟ではいます」と、自身の腹のくくり方も口にし、「日々いろんなことは変わっていきますので、様子を見続けたいというのは正直な思いです」と話した。

　グループとしての将来についても語った。「グループとは話すことはあるけど、結果的にまだ事務所の対策が整っていないので、最終的に決断をできる状態では全然なくて」と現状を告白。「不安に思っている感じはあるんだろうなと。うちのグループだけじゃなくて、ある意味、事務所がこうなった以上、もともとそのつもりはないですけど、事務所の力は頼れなくなると思う。実力社会になっていくと思うので、厳しくなるだろう」とした。