黒柳徹子　「徹子の部屋」での失言エピソード　人気デュオに…「ああいうのはひどいと思いますよ」

　女優の黒柳徹子（90）が、25日放送の日本テレビ系「1周回って知らない話」（後7・00）にゲスト出演し、自身が司会を務めるテレビ朝日系「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）の失敗談が披露された。 　1976年に放送をスタートし、今年で48年目を迎えた長寿番組。同一司会者によるトーク番組として、ギネス世界記録に認定された。

　「生放送と同じですから、カットしない」というのが黒柳、番組のポリシーだが、そのために黒柳の失言がそのまま残ってしまうケースもあるという。

　人気デュオ「ゆず」が出演した際には、終了間際に「大丈夫。頑張ってやれば絶対に有名になります」と、失礼なことを言ってしまったという。黒柳は「言ったんだと思います」とふわっとした記憶を明かしつつ、「お二人に“何とかなりますよ”ってね、ああいうのはひどいと思いますよ」と自ら笑って振り返っていた。

　番組では黒柳のその他の失言を披露。鈴木福（当時8）、夢（当時6）が出演した際、映画のPRをしようとする2人に、「映画の宣伝は後にしてくれない？」と、子供相手にも容赦ない一言。援助交際を描いた著書を発表した芥川賞作家の村上龍氏には、「援助交際に詳しいので、教えていただきたいと思っております」と、誤解を招きかねない紹介をしてしまったという。また、初孫が生まれたばかりの研ナオコには「初孫があなたと同じ顔だったら、ちょっとね…」と口を滑らせてしまったといい、スタジオは笑いに包まれていた。