黒柳徹子 司会務めた紅白のトンデモ舞台裏…まさかの曲名忘れ「曲目はアレです。アレです」
2023年10月25日 21:13
芸能
そのため、紅白開始予定の午後9時に、会場にいた歌手は何とゼロという異常事態。なぜか出場歌手を代表し、黒柳が開会宣言を行った。
しかし、その後も歌手が登場する気配はゼロ。そのため、黒柳がアドリブでつなぎまくったという。番組では、その当時の貴重な音声を公開した。「女性軍のためにこれだけお集まりくだぁさいまして、大変ありがとうございます。どうもありがとうございます。紅組が始まります前に、皆様にお願いがございます。あの…元来女性と申しますものは何と申しますか、非常につつましやかなものでございまして…」。焦りからか、かみながらも必死に時間を稼ごうとする黒柳に、事情を知らない客席からは「歌え!」「はよ歌え!」と容赦ない野次が飛んでいた。
ようやく最初の歌手が来たと思うと、次の歌手がまた不在。黒柳が再び場をつなぐ事態になったという。すると、ここで来場客が連れて来たイヌがステージに乱入。黒柳はすかさず「オスでしょうか?メスでしょうか?メスならば、女性軍の応援に来てくれたのでしょうか?」と、イヌとの会話で場を持たせたという。
初の大役とあって、緊張もあった黒柳。歌手の名前を言い間違えたり、曲名を忘れて「曲目はアレです。アレです」と紹介してしまうなど、混乱続きだったという。
自身の失敗を白日の下にさらされ、黒柳は「思い出しますよ。私の傷です」と苦笑い。「カンペなんてものは全然ない。私の人生でカンペができたのはごく最近のこと。そんなものは全然ないです」と振り返っていた。