【竜王戦第3局】藤井竜王、封じ手で103分の長考 都成七段が解説「4択。次の手見せない判断か」
2023年10月25日 19:31
芸能
加えて「お互いに最強の手で応じ合っている。普通どこかでひるみます」と指摘。伊藤の飛車銀が自陣左辺へ迫った40手目、逆サイドの右桂を悠然と跳ねた藤井の判断などに感嘆した。
封じ手の局面は伊藤の右銀が飛車の威光を受けて6段目まで進出した。一般的に攻めの銀を5段目まで進められれば成功とされ、右辺の突破は間近。その間に、藤井がどうカウンター攻撃を仕掛けるかが焦点となっている。
持ち時間8時間から藤井は4時間17分、伊藤は3時間20分消費した。対戦成績はここまで藤井の2勝0敗。2日目、藤井が勝てば3連覇へ王手、伊藤が勝てばタイトル戦初勝利となる。