伊集院静氏 肝内胆管がん公表 10月初旬に発覚…当面の間は執筆活動を休止 20年にはくも膜下出血も

2023年10月28日 05:04

芸能

伊集院静氏 肝内胆管がん公表 10月初旬に発覚…当面の間は執筆活動を休止 20年にはくも膜下出血も
伊集院静氏 Photo By スポニチ
 「大人の流儀」シリーズなどで知られる人気作家の伊集院静氏(73)が27日、10月初旬に肝内胆管がんと診断され、治療のために当面の間は執筆活動を休止すると所属事務所を通して発表した。事務所は「医師との相談により、一刻も早い治療と十分な静養が不可欠であると判断した」としている。
 伊集院氏は2020年1月、くも膜下出血で倒れ緊急搬送された。4時間に及ぶ手術を受け集中治療室に入り、予断を許さない状況にもなったが、後遺症もなく退院後は仕事を再開した。10年から「週刊文春」(文芸春秋)で連載していた読者の人生相談に辛口で回答する人気連載「悩むが花」は12日発売の10月19日号で最終回を迎えていた。

 肝内胆管がんは、肝臓で作られた胆汁を肝臓から十二指腸まで運ぶ胆管のうち、肝臓内に位置する胆管に発生。肝臓から発生する「原発性肝がん」の一つ。肝細胞がんに続いて2番目に多く、肝がん全体の約4%という。頻度は低い腫瘍だが、自覚症状はほとんどなく、近年は増加傾向にあるとされる。
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