映画「すみっコぐらし」 イノッチ降板に異例の対応 「払い戻し」求める声に「改めてお詫び」

2023年10月31日 15:05

芸能

映画「すみっコぐらし」 イノッチ降板に異例の対応 「払い戻し」求める声に「改めてお詫び」
映画「すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」公式X(@sumikko_movie)から
 11月3日公開の映画「映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ」の公式サイトが更新され、今月12日に元V6の井ノ原快彦のナレーション降板を発表した影響を受け、払い戻しを求める声などに対する対応策を発表した。
 同作は、大ヒットとなった19年の第1作「映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」、21年の第2作「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」に続く第3弾。部屋の端など“すみっこ”が好きなキャラクターたちが森の奥で見つけた不思議な工場での物語で、井ノ原は第1弾から本上まなみとともにナレーションを担当していた。

 だが今月12日、故ジャニー喜多川元社長(2019年死去)による性加害問題により揺れる事務所の現状を鑑みた結果、井ノ原のナレーション降板を発表。「この度、現ジャニーズ事務所(10月17日付け「株式会社SMILE-UP.」に名称変更)の副社長及び新たに設立されるエージェント会社の副社長に井ノ原さんが就任されることを受け、『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』製作委員会とジャニーズ事務所、双方協議の上、本シリーズのコンテンツ特性と現状をふまえ総合的に判断し、井ノ原さんによるナレーションを変更することになりました」と説明。本作は、本上一人でのナレーションに変更になるとしていた。

 第1弾から担当していた井ノ原の降板は大きな波紋を広げ、ファンの間には「いのっち降板なら払い戻ししてほしい」などの声も上がった。

 これらの声を受け、同作は「劇場前売券に関するお知らせ」を掲載。「10月12日に本作のナレーションの変更を発表しましたが、本編の上映中止・延期ではないため、各劇場および販売サイトでの購入済の劇場前売券の払い戻しのご対応は致しかねます」と、払い戻しには応じないとした。

 一方で「しかしながら、今回につきましては、劇場前売券をご購入された方で、ナレーション変更により本編をご覧いただくことが難しい、というお客様に関しまして、本作以外の劇場一般公開作品のデジタル映画鑑賞券『ムビチケ前売券(オンライン)』・『ムビチケ鑑賞券』購入時にお使いいただけるプリペイドコード『映画GIFT』に後日交換させていただきます」と対応を発表。「今回の変更でご迷惑をおかけしましたことを改めてお詫び申し上げます」と呼びかけた。

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