「完売画家」中島健太氏 渋谷も“ハロウィーン禁止”賛成「メディアの責任もある」

2023年10月31日 21:56

芸能

「完売画家」中島健太氏 渋谷も“ハロウィーン禁止”賛成「メディアの責任もある」
画家の中島健太氏 Photo By 提供写真
 「完売画家」として知られる画家の中島健太氏(38)が31日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、東京・渋谷区が「ハロウィーン目的で来ないで」と異例の呼びかけを行ったことに賛成した。
 中島氏は「渋谷はハロウィーンがなくても、経済圏としてものすごくデカイです。だから、正直、何かが起こってからの方がリスクがデカイですよね」とし、「ハロウィーンくらい人が集まるんだから、もう少し経済的にプラスに回した方がいいじゃん、という意見もあるんですけど、僕、ハロウィーンが怖いな、と思っているのは、皆、何かに仮装した自分じゃない何かになっている。自分じゃない何かになった時に起こる現象が、ネット空間の荒れ方とか自分じゃない匿名性の何かになった瞬間にものすごい普段の人間性とはかけ離れた行動をとる。さらに、そこに群集心理が加わった結果、数年前のトラックの横転させる奴とかいたりした訳じゃないですか。渋谷ってもともとものすごくエネルギーがある街なのに、エネルギーがある若者たちが普段と違う人格で集まって、群集心理に突き動かされる。それだけで危ないことが起こりそうな要素がそろいすぎる」と群集心理の怖さを説明。

 元衆院議員の金子恵美氏が、最初ハロウィーンは渋谷として売り出したのだから、対策で事故を起こさないようにするべき、と話すと「その反省が、振り幅は大きいかもしれないけど、何かが起こってからでは遅いという。渋谷のやり方は正しいと思う」と語った。

 さらに、ハロウィーンの様子を報道するためにメディアのカメラが渋谷に集まることで「映りたい若者が集まってしまう」とし「メディアの責任もちょっとある」と言い切っていた。
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