首相らの“給与アップ法案”「格差広まってる時代…なぜこのタイミング」 東大大学院准教授は疑問
2023年11月05日 11:24
芸能
斎藤氏は「みんながインフレで生活が苦しくて格差も広まっている時代に、トップがさらに(給与を)上げていく。“ちょっと待ってくれよ”って感じるのは当然。なぜこのタイミングでこれをやってしまうのかな」と疑問を呈した。
この法案をめぐっては、1日の参院予算委員会で、日本維新の会の音喜多駿氏が「今国会に提出した特別職の給与法改正案が成立すると、首相の給与が月給だけで年間7万2000円上がる。経済対策の給付金額より多い。国民の理解が得られない。法案を取り下げるべきだ」と質問。岸田首相は「法律にかかわらず、行財政改革を引き続き推進する観点から、首相は3割、国務大臣は2割を国庫へ返納することを申し合わせしている。給与は上がっても、返納額は1218万円だ。こうした姿勢を示すことによって、国民の不信を招かないよう努力したい」などと答えていた。