泉房穂氏　大阪万博350億円“世界最大級”大屋根は「“世界最大級”の『無駄遣い』で『愚かな政治』」

　兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏（59）が8日までに自身のSNSを更新。経団連の十倉雅和会長が6日の定例会見で、会場建設費が最大2350億円に膨らんだ大阪・関西万博に関連し、350億円かかる万博のシンボル的なリング（木製の大屋根）について「ぜひやりたい」と述べたことについて言及した。 　万博協会の会長も務める十倉氏は、会場建設費が膨らんだことについて「やむを得ない」とし、350億円のリングについては、世界分断の危機の時代に「連携」を示す象徴的意味があるとし、「ぜひやりたい」と話した。

　「リング」はすでに建設が始まっており、2025年2月頃の完成を目指している。万博後には解体し、木材を民間に売却するとしている。

　泉氏は「“世界最大級”の『350億円リング』（大屋根）は、“世界最大級”の『無駄遣い』であり、建設ストップの決断もせず、漫然と無駄遣いを続けるのは、”世界最大級“の『愚かな政治』だ。マスコミも、このことをしっかりと報じないと、裏で繋がっていることがバレてしまいますよ…」と自身の思いをつづった。