横山やすしさん 上方よしおに伝授したツッコミの極意「短く、的確に」そして最も難しいもう一つは…

2023年11月10日 18:03

芸能

横山やすしさん 上方よしおに伝授したツッコミの極意「短く、的確に」そして最も難しいもう一つは…
上方よしお Photo By スポニチ
 「西川のりお・上方よしお」の上方よしお(70)が9日深夜放送のABCテレビ「やすとものいたって真剣です」に出演。舞台出番の合間に先輩を食事に誘い真剣トークする「劇場合間メシ」で、お笑いコンビ「ミキ」の昴生(37)から指名を受けた。
 80年代漫才ブームの火付け役となった1組でもあり、昴生にとっては弟・亜生と組む前にコンビ別れを複数回経験し「辞めて就職するか、よしお師匠に弟子入りするか迷った」ほど憧れの存在。“怪獣”と呼ばれる奔放な西川のりおとの型破りな漫才で、斬新な笑いを提供してきた。

 よしおはかつて、“やすきよ”と呼ばれ大人気だった「横山やすし・西川きよし」の横山やすしさんに「漫才のツッコミって何ですか」と問うたことがある、と昂生に語った。やすしさんは「言葉が長いのはあかん。短く、的確に。1つのボケに10個のツッコミ」と答えたという。「10個のツッコミを用意して、そこから最適なツッコミをチョイスして言うんや、って言いはってん。俺、ムリやろ?」とよしおは自虐的に言って、笑わせた。

 最近は例えや長いワードでツッコむ芸人が増えていることへの思いを昴生に問われ、よしおは「新しい形ちゃいます?俺はようせんけど」と返答。「フットボールアワーの後藤とかうまいと思うもんねえ。的確な言葉で例えて…思わず笑ってまうもん。後藤がやったことは新しいなあと思って見てる」と、肯定的に語った。大ベテランになっても寛容でフラットな考え方に、スタジオの銀シャリ・橋本直らも「素晴らしいですねえ」と感銘を受けていた。

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