黒柳徹子 「ザ・ベストテン」事件簿 ファン自宅で歌唱のはずが「運が悪いったらありゃしない」

2023年11月10日 20:38

芸能

黒柳徹子 「ザ・ベストテン」事件簿 ファン自宅で歌唱のはずが「運が悪いったらありゃしない」
黒柳徹子 Photo By スポニチ
 女優の黒柳徹子(90)が、10日放送のTBS系「中居正広の金曜日のスマイルたちへ 2時間SP」(後8・00)にゲスト出演し、司会を務めた同局系音楽番組「ザ・ベストテン」の裏話を語った。
 ヒットチャート10位までの歌手が出演し、スタジオで生歌を披露する音楽番組。1978年に放送を開始した同番組に、黒柳は第1回から89年の最終回まで出演した。

 うそ偽りない番組作りを心掛け、歌手が出演できなかった場合はその理由をしっかり視聴者に説明。入院中の歌手には、診断書をカメラに見せ、病床から生電話で出演してもらうという、今では信じられない出来事もあった。

 中でもとびきりのハプニングは、ロックバンド「THE ALFEE」の出演時。番組に寄せられた大ファンの視聴者のために、自宅を内緒で訪れ、目の前で演奏するというサプライズを用意していた。

 閑静な住宅街を、ファンの自宅へと進む一行。家に到着したが、本人を含めた家族がまさかの不在という事態だった。仕方なくアルフィーは、家の前でギターを持って歌唱することになった。

 ところで、ここでもう一つのハプニングが。伴奏の音が奇妙に波打ち、ほとんど音楽にならない状態になってしまった。黒柳は「驚かせてあげようと思ったら、留守だったという、本当に運が悪いったらありゃしない」と、当時を振り返った。

 機材トラブルについては「その前から電気を使いすぎて、歌の時から電気がないの。中継車があったんだけど、そこから出てきた音が“ぬる…ぬる…ぬる…”って」と、笑いながら説明。中居正広は「それはスタッフがダメだなあ」とツッコミを入れていた。
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