朝ドラで注目!OSK日本歌劇団の京都公演開幕 「ブギウギ」出演の翼和希「現在のOSKを皆さまに」

2023年11月11日 16:02

芸能

朝ドラで注目!OSK日本歌劇団の京都公演開幕 「ブギウギ」出演の翼和希「現在のOSKを皆さまに」
京都南座の初日を前にファンにあいさつに立ったOSK日本歌劇団の(左から)翼和希、千咲えみ、楊琳、舞美りら、華月奏                                Photo By スポニチ
 NHK連続テレビ小説「ブギウギ」で注目のOSK日本歌劇団が11日、京都南座で「REVUE in Kyoto」を開幕させた(19日まで)。
 開演前にはトップスター楊琳(やん・りん)、同ドラマで男役トップスター役で出演した翼和希(つばさ・かずき)らが館前であいさつ。

 楊は「皆さま、おはようございま~す!」と元気いっぱいに第一声を放ち「劇団員一同、真心込めてお届けいたします!」とアピール。

 トップ娘役の舞美りら(まいみ・りら)は「これまでの歴史を紡いでくださった、上級生の方々の思いとさらなる未来へと願いを込めまして1公演、1公演、大切に舞台に立ちます」。千咲えみ(ちさき・えみ)は「本日より少し肌寒い気候となってまいりましたが、南座の中は熱い熱いステージをお届けしたいと思います」と話すと華月奏(はなづき・そう)も「一気に秋らしくなりました。劇場の中は(劇団の象徴である)桜が満開でございます」と熱く語った。

 最後に登壇した翼は「強く、たくましく、泥くさく、そして、あでやかに」とドラマでもおなじみになった劇団モットーを掲げ「朝ドラの世界から約100年後の今、現在のOSKを皆さまに全身で浴びて頂きたい」と笑顔。楊が公演成功を祈る一本締めで、客席と笑い合い、和やかな開幕となった。

 同劇団出身で“ブギの女王”とうたわれた笠置シヅ子をモデルにした「ブギウギ」には、OSKをモチーフにした梅丸少女歌劇団も登場。翼を始め、現役の劇団員も多数出演している。南座には笠置さんをたたえるミニコーナーも設けられ、ステージでは“ダンスのOSK”らしくド迫力、ノンストップ70分のレビューで客席を圧倒した。
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