NHK紅白、今後の追加歌手は？　山名メディア総局長が質問かわす「生放送なので当日までは…」

　NHKの山名啓雄メディア総局長が15日、東京・渋谷の同局で定例記者会見を行い、大みそか「第74回NHK紅白歌合戦」（後7・20）の今後の出場歌手の追加についてコメントした。 　13日に開かれた会見で発表されたのは全44組で、初出場は紅組5組、白組8組の計13組。SMILE―UP.（旧ジャニーズ事務所）所属アーティストの出演は「ゼロ」だった。山名総局長は「被害者の補償、再発防止の取り組みが実施されるかがポイント」とし、これまでの局の姿勢に変更がないことを明かした。

　一般的な番組制作上の追加出演者の期限について問われると、山名総局長は「生放送なので、当日までは対応するんじゃないですか？」とかわした。

　制作統括の大塚信広チーフプロデューサー（CP）は13日の囲み取材で、今後のサプライス発表について「今回、発表させていただいた44組はまずは歌手として僕たちが提示させていただいた。今後、お名前のないアーティストに関しても引き続き交渉はする可能性はもちろん、ある」とし、期待を持たせていた。