鈴木おさむ氏 SMAP公開謝罪を回想「謝罪会見を結果、自分が構成というか…ああいうふうに」
2023年11月18日 19:01
芸能
しかし、SMAPに分裂の危機が訪れ、2016年1月18日放送の「スマスマ」に生出演し、5人が騒動を謝罪。バラエティーらしからぬ重苦しい空気は、“公開謝罪”として大きな物議を醸した。
来年3月で放送作家を廃業すると発表している鈴木氏だが、公開謝罪の際にも身を引くことを考えたという。「謝罪会見というものを結果、自分が構成というか…ああいうふうにならなきゃいけないものが放送された時に、まずあの時に辞めようかなと思って。あんなものを…誰が見ても悲しいじゃないですか?結果、つらいものを放送されて」。人を笑わせる夢を持って放送作家になった鈴木氏にとって、耐えがたい苦しみだったようだ。
公開謝罪は、バラエティーの枠を超えて、世間が注目するビッグニュースになった。鈴木氏は「10時から放送しているのに、その素材がその後の『報道ステーション』で流れているんですよ?他局で。そのくらいバラエティーじゃないと」。さらに「それを一緒にやっていた、悲しい、バラバラになる瞬間…。あそこで謝罪して一つになったといえども、そうじゃない感じなのは分かるし」と、当時の心境を思い起こしていた。
SMAPは同年8月に解散を発表し、同年の大みそかをもって28年の活動にピリオド。それぞれが別々の道を進んだ。