古舘伊知郎 万博是非めぐる議論に持論「国際博覧会で終わるなら大反対だけど、その後にIRが」

2023年11月18日 21:48

芸能

古舘伊知郎 万博是非めぐる議論に持論「国際博覧会で終わるなら大反対だけど、その後にIRが」
古舘伊知郎アナウンサー Photo By スポニチ
 フリーアナウンサー古舘伊知郎(68)が18日、ABEMA「NewsBAR橋下」(土曜後9・00)にゲスト出演し、350億円リング建設の是非など物議を醸している大阪・関西万博について持論を語った。
 リングは会場のパビリオンにかかる木製の大屋根で、万博のシンボルとして建設が開始されているが、建設費が350億円と高額なことなどが指摘されている。リングは25年2月ごろに完成する。

 野党側からは、リングの海上部分の建設をやめれば100億円の経費が節減できるとの意見が出ているが、古舘は「それが違うと思っている。やるなら350億を倍増させて、無駄遣いを超える無駄遣いの方が絶対、経済活性につながるって」と主張した。

 古舘が「報道ステーション」のキャスターを務めていた時代は、万博招致に消極的だったため、否定派の急先鋒(せんぽう)とみられがちだという。しかし、「座右の銘が増えまして、前言撤回」と前置きし、現在の考えを披露。「国際博覧会で終わるなら大反対だけど、その後にIRがあります。IRはカジノもそうだし、コンベンションホールも含めてものすごい総合施設。ああいうふうにゴミで埋め立てたところは、しっかり有効利用しようというところまでやらないと」と、経済政策として万博をやり切ることの大切さを訴えた。
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