猪瀬直樹氏“観劇マナー最悪”疑惑はデマと一蹴 心当たりあるとしたら?「それが気に食わなかったのかも」

2023年11月19日 15:14

芸能

猪瀬直樹氏“観劇マナー最悪”疑惑はデマと一蹴 心当たりあるとしたら?「それが気に食わなかったのかも」
猪瀬直樹氏 Photo By スポニチ
 元東京都知事で参議院議員の猪瀬直樹氏(76)が19日までに自身のブログを更新し“観劇マナー最悪”疑惑について言及した。
 ことの発端は、演劇評論家がSNSで、10月28日に新国立劇場で行われた舞台「尺には尺を」を観劇した人からの情報として、「客席の元都知事が、傍若無人、足は投げ出す、お菓子の紙はチリチリポリポリが止まず、老婦人が制してやっとやめたとのこと。『おもてなし』とかチャンチャラおかしい縁なき衆生の醜態」と紹介したこと。

 同舞台を観劇していたというラサール石井も、自身のSNSで「観劇態度は最悪。色の濃いサングラスに黒で統一した格好で身体を揺すりながらヤカラのように歩き、劇場にはふさわしからぬ出立ちでめっちゃ目立ってた」と投稿していた。

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏がこの件について「私は、新国立劇場で観劇していません」と否定したことから、猪瀬氏に視線が向けられたが「シェイクスピアの喜劇『尺には尺を』の観劇、そしてSNSでデマを流す低級な人びと。」というタイトルでブログを更新した。

 そのなかで「新国立劇場でシェイクスピアの喜劇『尺には尺を』を観ました」と実際に観劇したといい「すると僕の観劇態度が悪いとSNSでデマを流す人たちが現れました。そのデマを流した人物はその日、その場に居合わせたわけではないのに,僕がお菓子をポリポリ食べていたとか、足を投げ出していたとか、事実無根の悪口雑言で罵っているのでした」と反論。

 「僕は妻といっしょにお洒落をして行きましたので服装についてラサールナントカの趣味に合わなくとも文句を言われる筋合いはありません」とした。また「そこでSNSで伝聞だけでデマを流した人物を調べると演劇業界の人でした。なぜ彼は僕の悪口を書きたくなったのでしょうか。心当たりがあるとしたら、僕がスタンディングオベーションをしなかったと聞いてそれが気に食わなかったのかもしれません」とも。

 「あの日、芝居が終わるとほぼ全員が立ち上がりスタンディングオベーションでした。僕と妻と友人の3人のところだけが凹んで見えて目立ったのかもしれません。僕は演出も役者もよく頑張っていたと思うのできちんと拍手をした。ところが全員が立ち上がるので違和感を感じてあえて着席したままでいた。なぜなら周囲を見渡しながらそろそろと立ち上がるからです。あたかも同調圧力のような空気でした」と自身のスタンスを示していた。

 「まあそういうわけです。くだらない話です。しかし観劇態度が悪いという伝聞が1人歩きしてしまうネットの怖さを感じると同時に、それをさらに拡散させる週刊誌,さらにネットでまた拡散、こういう悪意のサイクルは何も生み出しません」と苦言を呈していた。
 
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