鈴木おさむ氏、大震災直後のスマスマ生放送秘話 中居正広の一言で「何百万人が安心したんじゃないか」

2023年11月22日 19:50

芸能

鈴木おさむ氏、大震災直後のスマスマ生放送秘話 中居正広の一言で「何百万人が安心したんじゃないか」
放送作家の鈴木おさむ氏 Photo By スポニチ
 放送作家・鈴木おさむ氏(51)が22日に更新されたプロデューサーで演出家・佐久間宣行氏(47)のYouTubeチャンネルに出演。2011年3月の東日本大震災の裏側であった感動エピソードを語る場面があった。
 「鈴木おさむが目撃した伝説の瞬間ベスト10」という企画。そこで鈴木氏は「(震災があった10日後の)3月21日に『SMAP×SMAP』の生放送をして」と当時作家で入っていた番組について振り返る。

 「マネジャーの飯島さんが生放送をやると。なんでかっていうと、芸能人が大阪・沖縄に逃げてる。情報がわかってなかったし、僕も沖縄に(行こうとしていた)。芸能人が逃げてるから、東京もヤバいんじゃっていうムードがマックスだったんです」。

 「飯島さんもそうだし、SMAPのメンバーもこれを言いたいということがあって。最初の一言に全部詰まってるんですけど、中居正広が“我々SMAPは東京お台場にいます”って。その一言で、何百万人っていう人が“SMAPがいるんだったら”って安心したんじゃないかなって」と胸を熱くしたという。

 また「木村拓哉がすごいなって思ったことがあって。当時、電池の買い占めが問題になっていて。FAXを読んだ後に、木村拓哉が“俺も電池の買い占めしちゃったよ”って。普通言わないんだけど、そのあとに“でもダメだよね”って言って。“俺しちゃった”って言うことの勇気って結構すごいと思っていて。あれを言ったことで、あの番組へのリアリティがすごく出たなって」といい「放送の最後に『がんばりましょう』を歌って…テレビは人を救うって本当に思った瞬間でしたね」と語っていた。
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