モーリー・ロバートソン氏 “大麻グミ”に注意喚起「大麻よりはるかに危険」「人体実験と同じ」

2023年11月23日 18:21

芸能

モーリー・ロバートソン氏 “大麻グミ”に注意喚起「大麻よりはるかに危険」「人体実験と同じ」
モーリー・ロバートソンのX@gjmorleyから
 ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏が23日、カンテレ「旬感LIVE とれたてっ!」に出演し、大麻グミに代表される大麻成分に似た合成化合物について「大麻よりはるかに悪い」と注意喚起した。
 大麻グミを食べて体調不良を訴える人が続出したことを受け、合成化合物「HHCH」が指定薬物に追加されたが、また違う化合物の開発が始まるなど“イタチごっこ”の様相を呈してきているこの問題。モーリー氏は米国では大麻が合法の州もあることから「実は化合物のほうが断然リスクがあり、アメリカでも非常にマズいと問題になっている」と明かした。

 大麻自体も人体への影響は大きいが「化合物は大麻と違って未知の物。これを服用するのは人体実験をしていることと同じ」と自然の草とは違う化合物の危険性を訴えた。副作用も大麻の比ではなく「けいれん、心臓への負担、脳を破壊する場合もあり、死ぬことだってある」と症例を示し「とにかく若い人は長いアルファベットのケミカルなものには近づかないでほしい」と訴えた。

 一方で、国の姿勢にも疑問の声を上げる。「ドラッグはとにかくダメという姿勢。しかし、無知による統治ではなく、ドラッグはどういうものなのか根底から教育することが若者たちの薬物に対する興味本位の行動を止めることになるのでは」と指摘していた。
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