フジ　女子アナの入院・休養相次ぐも「無理をさせたという事実はない」　渡邊渚アナ、三上真奈アナら

　フジテレビは24日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、アナウンサーの入院や休養が相次いでいることについて言及した。 　渡邊渚アナウンサーは、7月から体調不良のため入院。当面休養することが伝えられ、10月には昼のバラエティー番組「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）からも卒業となった。3カ月ぶりに更新した自身のSNSでは「食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった」と苦しみをつづり、現在は自宅療養で闘病していることを明かした。

　また「ノンストップ!」で、お笑いコンビ「バナナマン」の設楽統とともにMCを務めている三上真奈アナウンサーは、今月6日の出演以降、体調不良として番組を欠席し、13日の放送で「腸の炎症のため、入院して治療することになりました。しばらくお休みをいただきます」と伝えられた。なお、三上アナは今年3月から4月にかけても「腸の炎症」のため番組を休んでいた。

　その他、10月には「めざましテレビ全部見せ」（月～金曜前4・55）でメインキャスターを務める井上清華アナが16日から24日まで7放送日連続で欠席し、「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）でメインキャスターを務める小室瑛莉子アナは12日から5放送日連続で欠席するなど、同局アナウンサーの体調不良が続出。これについて港浩一社長は、10月の社長会見で「コロナ禍以降、少しでも体調に不安を感じたら無理せず休むよう指導しているため」と説明し「労働環境に何らかの問題があって体調不良者が発生しているというふうには考えていない」と語っていた。

　三上アナは今年2度目の休養となるが、今回の会見で、港社長は社員の健康管理について「健康相談室がある。なにかあれば相談できるようにしている」と話し「無理をさせたという事実はない」とコメント。「早く元気になって以前通りの活躍を期待している」と語った。