羽生善治九段が「初代達人」に輝く! 会長として自ら賞状を読み上げる“セルフ表彰式”に大歓声

2023年11月25日 17:56

芸能

羽生善治九段が「初代達人」に輝く! 会長として自ら賞状を読み上げる“セルフ表彰式”に大歓声
達人戦決勝で対戦する羽生善治九段(右)と丸山忠久九段(撮影・我満 晴朗) Photo By スポニチ
 将棋の第1回達人戦は25日、東京都立川市の立川ステージガーデンで準決勝、決勝を行い、決勝では羽生善治九段(53)が丸山忠久九段(53)を下し、「初代達人」に輝いた。
 達人戦は今年4月1日時点で50歳以上の棋士に出場資格がある新棋戦。永世7冠の資格を持つ羽生は24日の準々決勝から登場し、深浦康市九段(51)に勝って4強に進出。25日午前の準決勝で森内俊之九段(53)を破り、決勝に進出していた。

 タイトル戦で歴代1位の99期を獲得している羽生は、この日の勝利で一般棋戦の優勝も史上1位を走る46回目。日本将棋連盟の現役会長が棋戦で優勝するのは、17年にNHK杯を奪取した佐藤康光会長(当時)以来の快挙だ。

 表彰式では羽生が会長として賞状を読み上げ、自身でそのまま受け取るポーズをとる「セルフ表彰式」を見せ、見守るファンを沸かせていた。
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