大森南朋 若い頃「父親に役者やりたいって言うことができなかった」「バンドもやりながら俳優」音楽で挫折

2023年11月26日 13:21

芸能

大森南朋 若い頃「父親に役者やりたいって言うことができなかった」「バンドもやりながら俳優」音楽で挫折
大森南朋 Photo By スポニチ
 俳優の大森南朋(51)が25日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(土曜後11・00)にゲスト出演。音楽活動と俳優活動について語った。
 大森は現在、ロックバンド「月に吠える。」としても活動している。父は俳優で舞踏家の麿赤兒で、兄は映画監督の大森立嗣氏、妻は女優の小野ゆり子。

 VTRで英国・ロンドンを訪れた大森は1960年代の英国を舞台にした映画「さらば青春の光」に影響を受け、高校時代にモッズ系のバンドを結成したと明かした。その後、「バンドもやりながら俳優もやってた時期があって。でも今思うとめちゃ浅はかな考えだったってことは、もう51(歳)なんで分かるんですけど」と振り返った。

 スタジオでMCの今田耕司に「プロを目指したわけでしょう」と聞かれ、大森は「当時は夢がいっぱいなんで、いけるんじゃないかと思ってたんですけど」と回顧。

 今田が「元々音楽だったっていうのが意外じゃない?ずっと役者を目指してやってて今がある、みたいな感じがしてたのが意外でしたね」と話すと、幼い頃から引っ込み思案だったという大森は「その時点で少なからず父親が俳優やってるってことは認識と意識が完全にあって。興味は凄いあったんですけど、多分自分から父親に役者やりたいって言うことができなかったと思うんですよね。手挙げられないんです」とも話した。

 だが再びVTRで大森は「バンドは一切うまく回らず、1回バンドやめよ、と思って。29(歳の時)かな。音楽に挫折したんですよね」とバンドは解散したと語った。

 スタジオで大森は「当時バンドブームってあったじゃないですか。バンドブームが終わった後だったんですよ。僕が高校出たぐらい。だからライブハウスにもお客さん来ない。3人しかいない。ヤバいと思ったんでしょうね。で役者もやるという」と説明した。

 その後俳優として成功したのちの2014年には再び音楽への思いが再燃、「月に吠える。」を結成し、音楽活動を再開させた。
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