関根勤　あのアカデミー賞俳優の成長に驚き隠せず　過去の共演時は「全然言えないの…ひどいんだもん」

　お笑いタレントの関根勤（70）が、25日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。1981年公開の映画「の・ようなもの」の撮影の裏話を語った。 　同作で関根は、お笑いユニット「ザ・ハンダース」の小林まさひろさんや、俳優のでんでんと共演したという。落語家の役を演じた小林さんとでんでんだが「小林君が全然落語できないわけ。でんでんさんが泣いて（笑って）さ。“小林、小林！”って」と振り返った。

　そして「俺らも、小林君何やってるんだよと思って。お前プロ意識足りねーよと思ったわけ」と関根。しかし「じゃあ次でんでんさん撮りまーすって言ったら、でんでんさん全然言えないの。アガっちゃって。俺もうおかしくてさ。前振りがあるじゃん。小林君をバカにしてたでんでんさんがさ、同じようにひどいんだもん」と語った。

　関根は「そっから俺でんでんさんと会ってなかったの。それで『冷たい熱帯魚』を観たら、名優になってるんで、びっくりしたの」と、でんでんの変貌ぶりに驚きを隠せず。でんでんは、映画「冷たい熱帯魚」で、第35回日本アカデミー賞の最優秀助演男優賞を受賞。司会を務めた関根は、でんでんと再会しあいさつを交わしたそうといい「人間って成長するんですよね」と話した。