KANさんに届け…トータス松本、思い出の共演曲を生放送ラジオで涙の熱唱 SNSも感動「もらい泣き」

2023年11月26日 15:58

芸能

KANさんに届け…トータス松本、思い出の共演曲を生放送ラジオで涙の熱唱 SNSも感動「もらい泣き」
トータス松本 Photo By スポニチ
 ウルフルズのトータス松本(56)が26日、DJを務めるFM COCOLO「Got You OSAKA」で、12日に61歳で亡くなったシンガー・ソングライターKANさんを追悼。KANさんと何度か共演した自身のソロ曲「僕がついてる」を涙で弾き語った。
 トータスは、KANさんの訃報に「ほんとね、実感としては全然…。実感どころか、ちょっと前に会ったもん」と吐露した。

 「自分の世界観があって、変人というかなあ…変わった人でしたよねえ。もちろん楽しい人だったんですよ。映画やアニメから出てきたような人。面白いし、音楽大好き。ふざけるのが僕も大好きやから、すごい価値観を共有した。真面目な音楽を真面目にやるだけじゃなく、ふざけたことを真面目に精いっぱいやる」と、その人柄や音楽への姿勢を振り返った。

 「訃報のニュースも画一的になりがちやけどね。『愛は勝つ』のヒットだけじゃなくて、アメフトの格好して歌うKANさんとか、白鳥のコスプレして歌うKANさんを僕はガンガン見たかったな。これからちゃう?KANさんの知らんかった魅力にみんなが気づくのは」と語った。

 ひとしきり明るくKANさんとの思い出を振り返った後、「KANさんがすごい褒めて下さった僕のソロの曲があって。ライブでも歌って下さったと聞いて、すごいうれしかった」と回想。「僕がついてる」という曲で、KANさんがホストを務めるイベント「風のハミング」にトータスが出演した昨年、一緒に歌った。

 「自分が作った曲をピアノ伴奏で歌えるんや、なんてぜいたくな!と。それが結構な完成度で歌えた」と手応えを得たという。その後再び一緒に歌う機会があり、今後はKANさんと共演する時は必ずやろうと決めていたという。「次やる機会を楽しみにしてたんですが、今日は僕はひとりで歌いますね」と、ギター一本で歌い始めた。

 だが、すぐに詰まらせ「ごめん…」。その後も何度も涙で声をゆがませながら必死に歌い続け、最後に「ありがとう」と鼻をすすった。

 これには、X(旧ツイッター)でも「泣く」「もらい泣き」「ああ、涙が止まらない。最後まで歌ってくれてありがとうございました」などと、感動の声が上がっていた。
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