テレ朝「泥濘の食卓」②　体当たり演技が話題　齊藤京子の女優魂

　日向坂46齊藤京子（26）が単独初主演しているテレビ朝日ドラマ「泥濘（ぬかるみ）の食卓」（土曜後11・30）。第1話の冒頭から髪を乱し、ラブホテルでランジェリー姿を披露するなど、現役アイドルとは思えぬ体を張った演技が注目されている。今年の抱負をブログに「芝居を頑張りたい」とつづっていた齊藤。担当の高崎壮太プロデューサー（32）は「齊藤さんは“このドラマに懸けている”と言っていた。女優魂を感じる」と語った。 　例えば、不倫相手の家の前で涙を流す場面。当初は声を出さず泣く予定だったが、急きょ号泣する演技に変更。顔を崩し、声を出して大泣きした。「泣きのパターンの切り替えに驚いたし、振り切った芝居も迫力があった」と話した。情緒不安定な主人公を演じるにあたり、「物語通りに撮影は進まないのですが、しっかり調節している。プロですね」とうなずいた。

　ドラマの撮影はグループの全国ツアー中に行われたが、しっかり台本を読み込んだ状態で現場入り。やつれた表情のシーンでは、食事を抜いて臨んだ。齊藤は「本当に気合十分で撮影しています。ぜひ楽しみに待っていてください」と呼びかけた。