前原誠司衆院議員「今でも誤報と思ってる」 報道否定6日後の離党を釈明 榛葉氏批判には「どうかしてる」

2023年12月01日 21:47

芸能

 国民民主党を離党した前原誠司衆院議員が1日、ABEMA「Abema Prime(アベプラ)」(月~金曜後9・00)にリモートで生出演し、離党と新党結成をめぐるゴタゴタについて説明した。
 前原氏をめぐっては先月24日、京都新聞が国民民主党が政府の補正予算案に賛成する場合に離党し、新党立ち上げを視野に入れると伝えていた。これに前原氏は自身のX(旧ツイッター)で、「補正予算の賛否を理由に、重大な政治決断をすることはありません。本人に確認することなく、この様な記事を書くとは。誤報です!」と、報道をきっぱり否定していた。

 それからわずか6日後の先月30日、会見で新党「教育無償化を実現する会」結成を表明。それだけに党内や有権者から疑問の声が上がっていた。

 説明を求められた前原氏は、「ABEMA TVさんとあろうものが切り取っちゃダメですよ」と苦言を呈した。「京都新聞の報道を正しく言うと、“補正予算に賛成する国民民主党が、ならば離党する”という報道をしたんです。私は補正予算などで、賛否(が理由)で離党しませんということをXで書いた。だからそれは誤報だと言った。そういう意味においては、今でも誤報だと思ってる」と、釈明した。

 前原氏の離党をめぐっては、国民民主党の榛葉(しんば)賀津也幹事長が先月29日の話として、「前原さんは(離党を)しないと明言していた」などと発言。「仲間や政治家をだますような政治家を国民は信用しない」と厳しく批判していた。

 これについて前原氏は「離党する人間が、“あなた離党しませんか?”って聞かれて、“します”って言えますか?そんなもの、謀りごとで言えますか?そんなバカなことを言うこと自体が、榛葉さんもどうかしている」と反論。進行の平石直之アナウンサーは「それが聞ければよかったです。“謀りごとだ”ということが」と、自身の理解を示した。
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