橋下徹氏　万博は「超逆風なんで」大使のタレントは「表に出るとやけどする」自ら積極広報

　元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏（54）が2日放送の読売テレビ「今田耕司のネタバレMTG」（土曜前11・55）に出演。2025年大阪・関西万博に言及した。 　番組ではバンド「L’Arc～en～Ciel」のHydeがオーストリア観光大使に任命されたことを紹介。観光大使や広報大使を務めたことがない今田が「やってみたい」と発言した。

　すると、橋下氏は「今ね、大阪万博が超逆風なんで、万博リング大使とかダメですか？」と万博の会場外縁を丸く取り囲むように建設が進んでいる350億円の巨大な木造の大屋根（リング）について紹介し、リングのような丸いものを背負って活動してくれないかと提案した。

　そして「いろんなタレントさんに大阪万博の大使になってもらってるんですけど、今、表に出るとやけどするんで、超逆風じゃないですか。“いろんなお金がかかる”って。タレントさんは今、引いていただいて、我々、言い出しっぺ組がとりあえず火の粉を浴びながら地ならししてから、大使の方に出てもらおうと」と万博をめぐり批判の声が多いことからタレントの人たちには広報活動を控えてもらっていると明かした。

　今田が「何で皆、ここまで嫌いなんですか？」と質問すると、橋下氏は「“お金がかかる”って言うんですけど、そりゃだって経済効果3兆円ぐらいあるようなね、大型の国際博覧会なんで、お金かかるんです」と説明した。

　この話を聞いた杉村太蔵が「尋常じゃない無神経さの私がやりますよ、それ」と万博広報大使に名乗りを上げ、笑いを誘っていた。