和田アキ子　かつて似てると言われた超大物歌手との思い出　対談で意気投合「やんちゃで、お金に無頓着で」

　歌手の和田アキ子（73）が2日放送のパーソナリティ―を務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン　アッコのいいかげんに1000回」（土曜前11・00）に出演。歌手・越路吹雪さん（1980年死去、享年56）との思い出を語った。 　この日番組では和田の芸能生活55年と56年目突入を記念し、和田のこれまでの歩みを振り返るスペシャル企画の第4弾を実施。1993年には自伝「5年目のハイヒール」を出版したと紹介した。

　アシスタントのフリーアナウンサー・垣花正は「この中の一つに、越路吹雪さんとのエピソードが出てくるんですよ」と昭和を代表する歌手の名前を挙げた。

　「『5年目のハイヒール』の見出しには“似てる、らしい”というのがありまして。越路吹雪さんとは昔からよく似てると言われたりしていて…」と続けると、和田は「はい、よく言われてましたよ。ファンの方には申し訳ないですけど。申し訳ないってことはないか」と話した。

　さらに垣花が「アッコさんの中でも何となくジャンルが違うから、なんでかなと思ってた部分もあったらしいですけど、対談してみるとまあお話があったらしいですね」と明かすと、和田は「本当に。やっぱりたばこが大好きで、お酒も好きで。やんちゃで、お金に無頓着で。もうなんかそうなの。そんで歌う時にすっごい上がっちゃって」と共通点を挙げて説明した。

　垣花が「だけどステージがまた素晴らしいっていう」と話すと、和田は「そうなんですよ。なんていうか、魅せるっていうのは凄かったですね」としみじみ。越路さんは胃がんで56歳の若さで他界したが、「日生劇場、何回も見に行きましたね」と振り返った。