安住紳一郎アナ　旧ジャニ問題のTBS報告書受け「番組も私自身も向き合い方を今一度考え直します」

　TBSの安住紳一郎アナウンサー（50）が2日、同局系「情報7daysニュースキャスター」（土曜後10・00）に生出演。TBSホールディングスが先月26日、故ジャニー喜多川氏による性加害問題を巡り、旧ジャニーズ事務所との関わりなどを調査した特別調査委員会の報告書を公表したことを受けてコメントした。 　44ページにわたる報告書は「調査の概要」「事実関係と背景」「TBSとジャニーズ事務所の関係」「外部委員から『再発防止のための提言」の4章から構成。ヒアリングによる証言などを交えて検証した。

　番組では報告書の内容を説明し、外部委員の弁護士から受けた再発防止のための提言を紹介。安住アナは「ニュース編集権の独立という言葉が何度も出てきますが、民放は民間企業として利益を追求しなければという側面もあり、それゆえ余計にニュース編集権の独立は強く意識しなければいけないということなんですが。外部委員の先生方からも“ペンを鈍らすな”という気持ちは不文律として社内に存在しているのだろうが、明文化されていないという点も指摘されています」とコメント。

　そして再発防止のための9つの提言をパネルで紹介し、「番組もそして私自身も仕事への向き合い方を今一度考え直します」と話した。