尾木ママ　日大アメフト部の廃部見送りに一安心も…日大ガバナンスを痛烈批判「日本の大学自治の危機」

　“尾木ママ”の愛称でおなじみの教育評論家・尾木直樹氏（76）が3日、自身のブログを更新。日本大学が1日、理事会を開催し、薬物問題で「廃部」の方針が示されているアメリカンフットボール部の今後について「継続審議」としたことについてつづった。 　尾木氏は「1日の理事会で廃部反対意見が複数人から出たため廃部方針は採択されなかっようです」と投稿。これに「部員からの廃部反対要請などが出されておりひとまず良かったと思います」と安心したことを記した。

　本件については「それにしても文科省はガバナンスなさを具体的にアドバイスするチームを作るとか――剛を煮やしたのもわからない訳じゃないですが、私学の自治への侵害につながる恐れがありますから、由々しき事態です」と指摘。

　「日大のガバナンスもコンプライアンスもない酷い事態は日本の大学自治の危機をも招いています　一体自覚しているのでしょうか？怒りの尾木ママです」と憤りを言葉にした。