バカリズム　パワハラ問題で自由契約の楽天・安楽について私見「まず嫌われていたというのが大前提」

　お笑いタレントのバカリズム（47）が3日放送のフジテレビ「ワイドナショー」（前10・00）に出演。楽天が後輩選手へのパワーハラスメント（パワハラ）行為が訴えられていた安楽智大投手（27）を自由契約としたことに言及した。 　事実上の解雇で、同投手がパワハラ行為についておおむね事実と認めたことから、厳しい処分が下された。

　11月25日に後輩選手へのパワハラ疑惑が表面化。球団は25、26日に選手、スタッフら計137人に緊急アンケートを実施した。回答率は92％。約10人が被害を訴え、さらに約40人がパワハラの事実を見聞きしたと答えた。球場のロッカールームで後輩選手を逆立ちさせて下半身を露出させ、陰部に靴下をかぶせる、食事の誘いを断ると深夜にしつこく電話をかける迷惑行為や、罰金の名目での金銭の徴収、暴言を用いた人格否定などの数々。アンケートを受け、森井社長らが29日に安楽への事情聴取を行い、暴挙の数々をおおむね認めた。

　バカリズムは「結構、スポーツの世界って割と縦社会というか、厳しめなノリが残ってるから、そんな中でバカとかアホとかって、わざわざ訴えることじゃないじゃないですか。言う人もいるだろうから。それでも言われたっていうことは、（安楽が）まず嫌われていたというのが大前提」と持論を述べ、「ほかにもいろいろ見る人が見たらパワハラだって思われるようなことをしてたけど、その人は別に嫌な気持ちにならない。でもこの人のこれが許せないからパワハラになったってことなんじゃないかなっていうふうには思います」と自身の考えを話した。