「どうする家康」大坂の陣 愛息のため…家康も汚れ役&地獄行き!ネット悲痛「義時と…」今年は嫌な連れと

2023年12月04日 11:15

芸能

「どうする家康」大坂の陣 愛息のため…家康も汚れ役&地獄行き!ネット悲痛「義時と…」今年は嫌な連れと
大河ドラマ「どうする家康」第46話「大坂の陣」。徳川家康(松本潤)と“嫌な連れ”本多正信(松山ケンイチ)は…(C)NHK Photo By 提供写真
 嵐の松本潤(40)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は3日、第46話が放送された。話題のシーンを振り返る。
 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。

 第46話は「大坂の陣」。豊臣家復活を願う方広寺の鐘に、徳川家康(松本潤)を呪う言葉が刻まれたという。家康は茶々(北川景子)が徳川に従い、人質として江戸に来ることを要求。激怒した大野治長(修理)(玉山鉄二)は両家の仲介役・片桐且元(川島潤哉)の暗殺を計画。家康はついに14年ぶりの大戦に踏み切る。全国大名に呼び掛け、30万の大軍で大坂城を包囲、三浦按針(村雨辰剛)に手配したイギリス製大筒を配備。しかし、徳川の前に出城「真田丸」が立ちはだかる…という展開。

 「方広寺鐘銘事件」(慶長19年、1614年)「大坂冬の陣」(同)が描かれた。

 且元暗殺計画は未遂に終わったものの、仲介役は不在に。齡70の家康は“最後の戦”を決意した。

 “嫌な連れ”本多正信(松山ケンイチ)に「この戦は、徳川が汚名を着る戦となる。信長や秀吉と同じ地獄を背負い、あの世へ逝く。それが、最後の役目じゃ」と吐露。「人殺しの術など、覚えんでよい」。“戦なき世”は愛息・徳川秀忠(森崎ウィン)に託し、自ら汚れ役を買って出た。

 昨年の大河「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時(小栗旬)が重なる。愛息・北条泰時(坂口健太郎)のため、自らの手を汚した。

 「この世の怒りと呪いをすべて抱えて、私は地獄へ持っていく。太郎のためです。私の名が汚れる分だけ、北条泰時の名が輝く」

 第40話「天下人家康」(10月22日)でも、家康は義時と同じ「修羅の道」を口に。家康は鎌倉幕府が編纂した公式の史書「吾妻鏡」の愛読者だった。

 SNS上には「家康と秀忠が義時と泰時に重なる」「義時が脳裏に浮かびました…本当につらい」「『吾妻鏡』を読み込んだ結果、義時と同じ道を辿るの」「義時は連れがいなかったな。家康は正信が連れになってくれるんだね。地獄の道行きだけどさ…」「義時と同じように背負っているとは。この大河を見るまで家康に対してその発想はなかった。お見事です。しかも、巧みに折り重ねて描く。奥行きが深い」などの声が上がった。

 次回は第47話「乱世の亡霊」(12月10日)が放送される。
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