旧男闘呼組、紅白出場! 岡本健一「SMILE―UP」契約解除で実現 関係者「粘り強い説得を受けた」
2023年12月06日 05:00
芸能
この決断が紅白への扉を開いた。RSCは9月、MISIAとのコラボ曲「傷だらけの王者」を発表。NHKのラグビーテーマソングに起用され、今秋のラグビーW杯フランス大会の期間中に何度もオンエアされるなど大きな注目を集めた。こうした反響を受け、同局はRSCの紅白出場を熱望していた。
ただ同局は、性加害問題を受け、被害者への補償や再発防止策が着実に実施されるまで旧ジャニーズ事務所のタレントと「新規契約を行わない」と明言。岡本は同事務所所属ではないが、エージェント契約が出場のネックになっていた。同局関係者は「岡本さんとしても後輩たちが出場できない中、自分だけが出場するつもりは全くなかった。しかし、紅白側、周囲の関係者の粘り強い説得を受け、事務所との契約を解除することで皆の思いに応えることになった」と説明する。
RSCは男闘呼組の4人が中心となり、昨年末に結成された6人組。男闘呼組は1988年から2年連続で紅白に出場しており、岡本ら4人は“34年ぶり”の紅白出場となる。MISIAも紅白出場が決まっており、共演が期待される中、どんなステージを見せるのか注目が集まる。
◇男闘呼組 成田昭次(55)、高橋和也(54)、岡本健一(54)、前田耕陽(55)の4人組。1988年に旧ジャニーズ事務所からデビュー。翌年に東京ドーム公演を成功させるなど人気を誇ったが、93年に活動休止。29年後の昨年7月に再結集し、「男闘呼組 1988」として1年間限定で活動を再開。今年8月25日の日本武道館公演をもって解散した。