京大大学院・藤井聡教授 自民パーティー自粛に「悪い事してたと宣言したに等しい」「墓穴を掘る行為」

2023年12月06日 17:07

芸能

京大大学院・藤井聡教授 自民パーティー自粛に「悪い事してたと宣言したに等しい」「墓穴を掘る行為」
藤井聡氏 Photo By スポニチ
 安倍内閣で内閣官房参与を務め、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にレギュラー出演する京大大学院の藤井聡教授が6日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の政治資金パーティー券の裏金疑惑について言及した。
 自民党の最大派閥、安倍派がパーティー券のノルマを超えた販売利益を議員側にキックバックし、裏金になっていたとみられ、東京地検特捜部が政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)の疑いで捜査。裏金にしたとされる所属議員の秘書らを任意で事情聴取した。

 岸田文雄首相は一連の問題を受け、各派閥にパーティー開催の当面自粛を指示した。

 藤井教授は「この決定は、自民は対策が必要なくらい悪い事してたと宣言したに等しいもの。そうでないなら自粛の必要はなく単に説明すりゃいいだけなのです」と指摘した。

 そして「典型的な墓穴を掘る行為、ですね」と自粛したことで裏金疑惑を認めたようなものだとつづった。

 派閥パーティーを巡っては、2018~21年分の政治資金収支報告書で安倍、麻生、茂木、岸田、二階の5派閥に計約4千万円の過少記載があったなどとして規正法違反容疑で刑事告発されている。二階派でも各議員が販売ノルマを超えて集めたパーティー券の収入が、派閥側の政治資金収支報告書に記載されていなかったとされる。
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