島崎俊郎さん死去 芸能界から悲しみの声続々 ラサール石井、西川のりおら「ひょうきん族の戦友」追悼

2023年12月07日 19:03

芸能

島崎俊郎さん死去 芸能界から悲しみの声続々 ラサール石井、西川のりおら「ひょうきん族の戦友」追悼
島崎俊郎さん Photo By スポニチ
 タレントの島崎俊郎(しまざき・としろう)さんが急性心不全のため6日、都内の自宅で死去した。68歳。京都府出身。関係者によると、普段と変わらずに11月も仕事をしていたが、約1週間前から周囲に不調を訴えていたという。
 島崎さんは、クレイジーキャッツの付き人として芸能界入りし、1979年に川上泰生、小林すすむさんとお笑いトリオ「ヒップアップ」を結成。1980年代にはフジテレビの人気バラエティ番組「オレたちひょうきん族」や「天才たけしの元気がでるテレビ」「笑っていいとも!」など多数のテレビ番組に出演。「アダモちゃん」のキャラクターで人気を博した。

 島崎さんの急死に際して、親交のある芸能人からは続々と悲しみの声が上がった。

 「オレたちひょうきん族」で島崎さんと共演したタレントのラサール石井(68)はこの日、訃報を受けて自身のX(旧ツイッター)を更新。「同い年ひょうきん族の戦友。毎週楽屋に寝そべり、メイクさんに呼ばれてアダモちゃんになり、また寝そべる。後ろ姿を忘れられない。いつ終わるか知らされないまま結局6年以上続いた。毎回台本には『アダモちゃん登場』しか書かれていなかった。合掌。ペイ!」と悲しみをこらえて追悼。

 同様に、何度も共演している西川のりおも「大ショックだよ俊ちゃん。漫才ブームの時からひょうきん族で一緒になった俺達は戦友だよ。2年前片岡鶴太郎、鶴ちゃんと3人でうけた雑誌の対談の時、ひょうきん族時代の話で盛り上がり楽しかったね。俊ちゃんがアダモちゃんで、俺がオバQだった頃が俺達の青春時代でした。俊ちゃんアダモちゃんお疲れ様」と悼んだ。

 1980年代の番組で共演し、意気投合して親友となったたギニア出身タレント、オスマン・サンコンは「月1度はどちらかから電話を掛け合って、食事に行ったりしていたのですが、ここ三ヶ月ほど連絡が取れず、心配していたところ、今日の訃報を聞いて、たいへんショックを受けています。日本に来て50年になりますが、いちばんの衝撃だったかもしれません」と沈痛の思いを吐露。

 また中山秀征も「16歳のデビュー前から大変お世話になりました。ヒップアップは当時アイドル的なお笑いトリオでした。常に目標であり、そのスタンスに憧れていました。カッコよくて面白く、音楽もできる。時代を変えてくれました。国立寮の近くの焼き鳥屋さん、中野のちゃんこ鍋屋さん、大変ご馳走になりました。ステージで島崎さんの前座もやらせて頂きました。全てが初めての事でしたが、優しく教えて下さいました。ヒップアップのネタの最後は「それでは、お別れしましょ、バイバイバイバイさようなら」でしたけど‥早すぎますよ、島崎さん。ご冥福をお祈りします」と談話を発表。

 「笑ってる場合ですよ」などで共演した島田洋八は、「アダモちゃんは本当に面白かった。まだまだお若いのに大変残念、御冥福を祈ります」と悼んだ。
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