旧ジャニ、新会社は「新しいモデル」福田淳新社長が説明「エージェント制とマネジメント制のハイブリッド」

2023年12月08日 14:13

芸能

旧ジャニ、新会社は「新しいモデル」福田淳新社長が説明「エージェント制とマネジメント制のハイブリッド」
「SMILE-UP.」の社屋 Photo By スポニチ
 「SMILE―UP.(スマイルアップ)」(旧ジャニーズ事務所)の井ノ原快彦副社長は8日、事務所から独立した形で設立するタレントのマネジメントなどを担う新会社の名称を「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテインメント)」とすると、ファンクラブ向けの動画で発表した。社長にコンサルティング会社社長の福田淳氏が就任する。
 新社名発表動画には、井ノ原副社長と発表した福田新社長が登場。新たな社名を「STARTO ENTERTAINMENT」と発表した。社名の読み方は「スタートエンターテインメント」。ファンから公募した14万156件の候補全てに目を通し、決定したという。

 また、動画の公開後に公式サイト上に自身の言葉を掲載。「このたび新しく誕生する『株式会社STARTOENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)』のCEOに就任する福田です。社名の意味は『STAR(スター)+と(未来へ向かう)』。タレントたちと、これから出てくる後輩たち、それぞれの個性や目標に寄り添い、伴走する。そして、ここから新たな伝説をスタートする。そんな思いを込めています」と社名に込めた意味を明かした。

 また、「スタートエンターテイメントは、それぞれのタレントの希望に応じて、エージェント契約を行うこともあれば、他の事務所と同様に、タレントのマネジメントを行うことあります」と、新体制について説明。「このエージェント制とマネジメント制のハイブリッドというスタイルは、タレントのキャリアパスの自由度を増やすためのもので、世界のエンタメ業界においても新しいビジネスモデルです。スタートエンターテイメントの経営陣は、タレントたちを支えるため、経営に専念するチームです。私たち経営陣は、今まで彼らが構築してきた部分を変えようとは全く思っておりません。そしてファンの皆さんが、一刻も早く安心して、彼らを応援できるような形にしていきたいと思います。今後は、加えて、新しい試みもサポートしていきます」と、新たな取り組みを強調した。

 社長に就任する福田氏は日大芸術学部卒。ソニー・ピクチャーズエンタテインメントを経て、社内起業したソニー・デジタルエンタテインメントの社長を務めた。17年に「スピーディ」を設立し、福田氏はブランドコンサルタントとして活動。スピーディ社では、ハリウッド式のエージェント業務を行ってきた。のんとは16年にエージェント契約を結んだ。メディアのインタビューでは、テレビ局の手法などを批判。芸能界の変革を訴え、エージェント業、アートギャラリーの運営、出版業など多岐にわたるビジネスを手がけている。
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