河合郁人　新会社の新事業構想に「見せる場広がるのはありがたい」被害者には「引き続き救済を」

　今月21日でA.B.C－Zからの脱退を表明している河合郁人（36）が8日、TBS系「ゴゴスマ－GO　GO！Smile！－」に出演し、旧ジャニーズ事務所のタレントらを引き継ぐ新会社の名前が「STARTO　ENTERTAINMENT」に決まったことに感想を述べた。 　前日に「福田（新社長）さんからお手紙をいただいた」という河合。「スターと未来へ向かう」という意味も手紙につづられていたといい「ここから身を引き締めて再スタートしていかないといけない」と気持ちを新たにした。また「ファンの皆さんにも、我々にも、時間がかかって申し訳ないといった内容もあった」と福田新社長が謝罪の意を示したことも明かした。

　新会社は「今いるスター、これから生まれるスターたちと新しくスタートする」という意味が込められ、海外進出やメタバース市場参入など旧ジャニーズが積極的に目を向けてこなかった事業にも飛び込んでいく予定だ。河合は「これまでいろんな活動をしてきたが、後輩にもいろんな特技を持っていたり、やりたいことのある人間がたくさんいる。見せる場が広がるのはありがたいこと」と目を輝かせた。もっとも「ただやりたいだけではなくて自覚を持って明確に個々が考えていかないといけないのでは」と決して楽な道ではないことも肝に銘じていた。

　新会社設立への動きは当初の予定よりも大きく遅れ、ようやく年の瀬に方向性が決まった。河合は「ファンの人たちは今年、本当にぼくたちを助けてくれた、これからはぼくたちがファンの方々を安心させることを考えていかないと」と支え続けてもらったことに感謝。その一方で「新会社ができたからといって今までのことがなくなったわけではない。被害に遭った人の救済もしっかり続けながら、ファンの人のためにパフォーマンスを続けないといけない」と口元を引き締めた。