若狭勝弁護士 自民・巨額裏金疑惑に「隠されたもっと悪質な事件をすでに特捜部が把握しているかも」
2023年12月11日 08:50
芸能
東京地検特捜部は13日の国会閉会後、政治資金規正法違反(不記載・虚偽記入)容疑での捜査を本格化させる。歴代事務総長への任意の事情聴取を検討しており、清和会の会計責任者ら事務方からの報告内容などについて調べるとみられる。
若狭氏は、今後の立件の可能性について「政治資金規正法違反というのは、1000万円くらい記載していなかったということだと、罰金にもできないと。罰金にするというのが大体4000、5000万円くらい。大きく取り上げられているので、政治家は少なくとも1人はきちんと起訴する、処罰するということはしないといけないという思いは(特捜部は)あるんです」と指摘。そして、今回の特捜部の捜査は、全国から検事を集めるなど本気度がうかがえるとし、「隠されたもっと悪質な事件をすでに特捜部が把握しているかも知れないし、内偵しているのではないかなというくらいに私は思っている」と自身の見解を述べた。