水谷隼氏　強豪との大一番を前に大失態　目が覚めたら…「やばい！どうしよう！どこだろう？と」

　東京五輪卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏（34）が、12日放送のテレビ東京系「ありえへん∞世界　2時間SP」（後6・25）に出演し、現役時代の“ありえへん”大失態を明かした。 　五輪で合計4つ、世界選手権でも7つの金メダルを手にし、東京五輪が行われた一昨年で現役を退いた水谷氏。「世界卓球の時、寝坊したことがあるんですよ」と、衝撃の告白でスタジオをどよめきに包んだ。

　「しかも大事な試合の時にやらかしちゃって。試合の30分くらい前に起きたんですよ」と絶体絶命の状況だったという。「しかもダブルスだったから、パートナーと2人で寝坊するとは思わないじゃないですか？2人部屋で、2人で寝坊した」と、パートナーとそろっての失態だったという。

　しかし、運がいいことに、試合会場はホテルの目の前。水谷氏らは顔も洗い、歯を磨き、髪を整え、朝の最低限の準備をして会場入りしたという。

　会場に着くと、相手の強豪・中国ペアは既にウオーミングアップ済み。「僕が行ったころには、汗だくで準備万端なんですよ。仕上がってて」。一方で、水谷氏たちは大焦りだったという。「やばい！どうしよう！（コートは）どこだろう？という感じで焦ってて、すぐにコートに入って試合して、勝っちゃって」。まさかの結末を打ち明け、出演者たちを再び驚かせた。

　バラエティー番組での格好のエピソードになったが、「勝ったからこそ今、笑い話にできるんですけど、負けてたら日本代表をクビになっていたかもしれないですから」と、冷や汗ものの失敗を振り返っていた。