女優の長澤まさみ(36)が映画「スオミの話をしよう」(来年9月13日公開)に主演する。大富豪の妻で突如失踪するスオミ役。かつての夫を加えた男5人が、それぞれが違うイメージを語ることでスオミの人物像が浮き彫りになっていくストーリーだ。
三谷幸喜監督(62)の5年ぶりの新作で「今の日本映画界で最も輝いている女優さん。彼女の魅力をスクリーンに収めたかった」と、当て書きしたキャラクター。長澤は16年のNHK大河ドラマ「真田丸」など三谷脚本の作品に出演し、映画は初めてだったが「俳優のいろいろな可能性を引き出してくださる方で、今後の糧となるようなものをたくさん頂けた」と今夏の撮影を振り返った。そして「見終わった後に笑顔で映画館を出られるような、素敵な作品になっていると思います」と期待。三谷監督も「ミステリーでコメディーで恋愛映画でもあり、長澤まさみの映画。ちょっとだけ歌、踊り、アクションもあって、彼女の全てがあると言っても過言ではない」と自信のほどを語った。