「日プ女子」最終回直前!青山テルマが語るレッスンの裏側「放送が全てではない」脱落した練習生に思いも

2023年12月16日 10:35

芸能

「日プ女子」最終回直前!青山テルマが語るレッスンの裏側「放送が全てではない」脱落した練習生に思いも
トレーナーを務める青山テルマ(C)PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS Photo By 提供写真
 映像配信サービス「Lemino」で配信中の人気オーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」がついに最終回を迎え、16日午後2時からTBSで放送される。練習生たちのデビューはまもなく。トレーナーを務める青山テルマ(36)に現在の心境を聞いた。(井利 萌弥)
 人気ボーイズグループJO1、INIを輩出したサバイバルオーディション「PRODUCE 101 JAPAN」の第3弾。今回は初めて女性が選考対象に。「国民プロデューサー」と呼ばれる視聴者が書類と実技選考を突破した練習生101人を見定めて行う“国民投票”を勝ち抜いた11人がデビューする。

 シーズン2でもトレーナーを務め、INIのデビューを見届けた青山だが、デビューする練習生は全く見当がつかないという。「順位がいつも変動するので、この子は絶対デビューするっていうのは正直わからないけど、音楽がすごく好きで、自分の良さを分かっていて、吸収力がある子にデビューしてほしいと思います」と気持ちを込める。

 「デビューして“やった-”で終わりじゃないんです。今回の練習期間はたくさん大変なこともありますし、彼女たちなりに葛藤しているんですけど、それをどうやってデビューして生かすかが問われてきます。だから、大事なデビュー後もいろんなことに打ち勝てる子たちにデビューしてほしいと思っています」と第一線で活躍する先輩歌手ならではの願いを語った。

 「脱落した子たちのことも考えちゃうんですよ。みんな印象に残っているので。私たちはバイバイが言えないので、また違う形で会えるだろうなと思っています。彼女たちが本当にハッピーになれる道を選んでほしいです。」と出会った練習生全員へ思いを寄せる。

 レッスン以外でも、練習生に寄り添い、精神面でも支えてきた。合宿生活は全てが色濃い記憶として残り「1年間やってるくらいの感覚」と語る。

 配信の度にSNSで多くの関連ワードがトレンド入りする盛り上がり。放送で伝えきれていない練習生の魅力はまだまだたくさんあるという。成長の瞬間を全て見せられないことに悔しさも感じている。「物理的に難しいので、放送が全てではないんですよね。親元を離れて、私たちが預からせていただいているので、トレーナーやスタッフさんは丁寧に、慎重に、本当に親身になって愛情を持って彼女をサポートしてきました。大変だけど彼女たちにとっては良い環境になっていると思いますし、すごくいい環境でいたと思います」という。

 ファイナルでは、ついに集大成を披露。「みんな本当に頑張っているし、生放送を初めて経験する子がたくさんいるので、また新たな緊張感がありますね。みんな、やっぱり覚悟していると思います」と明かす。「常に進化できるまっすぐな気持ちを持って、自分たちのカラーを大事にしつつ、いろんなことを吸収できて、本当にいろんな方に応援されて、愛されて、彼女たちが奏でたい音楽を堂々とパフォーマンスできるグループになってほしいです」と期待を込めた。

 「一緒に過ごした時間は私にとっても宝物だし、みんなにとっても、1つの糧になると信じています。それは練習でも何度も言ってますけど、この短くて長い時間は、きっと1人1人にとって何かのヒントにはなっていると思うし、そう願いたいです。正解は1つではないので。落ちた子もいるし、デビューする子もいますが、みんなに同じぐらいの愛を注いできたので、今の自分の心を枯らさず、自分が自分で楽しいって思える人生を歩んでほしいし、また、いつか会いたいです」と思いを語った。

 「国民プロデューサー」に向けては「きっと、近くで見ている私たちと、国民プロデューサーの皆さんの感覚はまた違うと思います。だから、自分が応援したい子は、何にも惑わされず、全力で応援してあげてほしいです。ここまで来られたのは、見てくださってる皆さんのおかげですし、それを踏まえて、一生懸命パフォーマンスすると思いますので、彼女たちのその気持ちを受け取ってほしいと思います」とメッセージを贈った。
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