元ゾフィー上田 父は今夏全国制覇した名門の前監督 「やらないと中に入れない」スパルタ指導とは

2023年12月16日 17:53

芸能

元ゾフィー上田 父は今夏全国制覇した名門の前監督 「やらないと中に入れない」スパルタ指導とは
お笑いコンビ「ゾフィー」の上田航平 Photo By スポニチ
 元お笑いコンビ「ゾフィー」の上田航平(38)が16日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)にゲスト出演し、父とのエピソードを披露した。
 少年時代、野球指導者でもある父の影響で野球のスパルタ教育を受けていたが、ある時点で挫折したことを明かした。「ナイツ」塙宣之から「野球はもうやらないの?」と問われると、上田は「もう全然やってないですね。おやじはとにかく野球選手にしたかったっぽいですけど」と答えた。

 父は11月に独立リーグの香川オリーブガイナーズ球団代表に就任が発表された、上田誠氏。上田は「慶応高校の野球部の監督だったんです。優勝した、その前の監督が僕のお父さん」と明かし、今年夏の甲子園で全国制覇を果たし、大フィーバーを巻き起こした慶応(神奈川)の前監督だと説明した。

 そんな父だけに、上田への指導は厳しかったという。「相当スパルタです。玄関の入り口で素振り100回、腕立て100回、腹筋100回みたいな。これをやらないと中に入れない」と、少年時代の思い出を告白。「帰れないとなって、裏口から入ってとかやって、怒られたりとかして」とも明かした。

 厳しさに耐えられなかった上田は、野球選手への道を断念することに。「キツすぎて」と振り返りつつも、「おやじもショックを受けていたんですよ。やりすぎたって」と父の失望感も打ち明けた。

 時は流れ、上田は芸人として活躍。「僕の単独ライブに父親が見に来てくれたんですよ。僕がプロ野球選手のネタをやっていて、ユニホームを着ているじゃないですか?それを客席から見て、泣いたって」。一同には笑いが漏れ、塙は「プロ野球(選手の夢)、叶ったくらいに思えたのかも」と父の思いもくみ取っていた。

 上田は11月にサイトウナオキとのコンビを解散。解散後はピン芸人、作家として活動する意向を明らかにしている。「サイトウは今を楽しく生きたい。僕はネタやりたいんですよ」と、解散に至る方向性の違いを説明した。土屋伸之は「それはサイトウ君、許せないだろ。そんな青春時代を過ごしたら」と指摘し、笑わせていた。
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