【スケボー世界選手権】13歳の小野寺吟雲が日本勢トップの2位通過 熱戦に笑顔「みんなスタイルがある」

2023年12月16日 20:58

芸能

【スケボー世界選手権】13歳の小野寺吟雲が日本勢トップの2位通過 熱戦に笑顔「みんなスタイルがある」
ベストトリック5本目を決める小野寺吟雲(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【スケートボード・ストリート世界選手権第4日 ( 2023年12月16日    東京・有明コロシアム )】 24年パリ五輪予選第5戦を兼ねて行われ、男子準決勝で13際の小野寺吟雲が計263・94点で、日本勢トップとなる2位であす17日の決勝進出を決めた。
 日本初開催となった世界選手権で、先月にはマイナビ日本選手権で2連覇を達成した小野寺が、その実力をいかんなく発揮した。45秒間に自由に滑るランは、安定感の高さで2本ともに80点台をマーク。一発技を競うベストトリックでは1本目にミスしたものの、4本目に91・11点、最終5本目に89・03点を出して、堂々の2位通過を決めた。

 「ランは1本目からやりたいことが全部できた。(ベストトリックは)あの技で91点が出るとは思わなかった」と謙そんも、外国勢の高さやパワーあふれる滑りとは別の、13歳らしい軽やかさと高回転の技で会場を魅了した。

 昨年11月のマイナビ日本選手権を12歳で制して以来、次々に最年少記録を打ち立てている小野寺が今大会を制すれば、もちろん最年少記録を打ち立てることになる。東京五輪王者の堀米雄斗、米国の伝説的スケーター、ナイジャ・ヒューストンら世界のトップ・オブ・トップとの争いに「みんなスタイルがあって、みんな凄い」と目を輝かせる13歳が、再び世界を驚かせる。
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