荒川静香さん 五輪金でも…スケートに“満足できる気がしない”「やめる=負けだった」

2023年12月17日 11:55

芸能

荒川静香さん 五輪金でも…スケートに“満足できる気がしない”「やめる=負けだった」
荒川静香さん Photo By スポニチ
 フィギュアスケート女子で06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん(41)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00~)に出演。スケート人生について語った。
 この日、フィギュアスケート・アイスダンスで5月に現役引退を表明した高橋大輔氏、プロスケーターの鈴木明子さんと共にスケートトーク。

 長いスケート人生の中、練習に対する思いについて聞かれると「嫌になるほどやってたかな」と回顧。「初めてスケートに行きたくないなと思ったのは中学生の時な」だという。
 
 「部活に入らなきゃ(だめ)だったから最初は弓道部に入ってた。その後、スケート部を作ってあげると言われたのが悲しかった。部員一人じゃん、いってみれば」。周りの友達が、部活で絆を築いていくのを見て、羨ましかったという。

 荒川さんのエピソードに、高橋氏も「次の日の教室の雰囲気違うよね。どんどん孤独になっていく」と共感し、「岡山で男でフィギュアスケート?女みたいなスポーツしてんだねと言われたのがショックだった」と明かした。

 また、「やめたいと思った瞬間は」と聞かれた荒川さんは、「やめる=負けだった。やめたいというかやめられなかった。満足したらやめる時だなと思ってる」と語った。

 金メダリストとなり、数々の成績を残した荒川さんはスケート人生に満足しているかと思いきや、「全然(満足していない)。まだやっちゃってる。満足できる気がしない」とさらなるやる気を示した。

 子育てと仕事を両立しながらスケート人生を貫く姿勢。鈴木さんと高橋さんは「さすが。すごい」と感心していた。
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