下剋上球児 甲子園が越山グリーンに染まった 最終回ラストシーン5000人超ロケ、鈴木亮平「幸せ」

2023年12月17日 23:00

芸能

下剋上球児 甲子園が越山グリーンに染まった 最終回ラストシーン5000人超ロケ、鈴木亮平「幸せ」
日曜劇場「下剋上球児」ラストシーン。甲子園球場で笑顔を見せる南雲(鈴木亮平)、山住(黒木華)、球児たち Photo By 提供写真
 17日放送のTBS日曜劇場「下剋上球児」(日曜後9・00)の最終回のクライマックスとなるラストシーンで、地上波ドラマでは異例となる阪神甲子園球場での大規模ロケを実施したことが明らかになった。
 最終回で見事“日本一の下剋上”を成し遂げ甲子園に出場した越山高校野球部。ラストシーンでは、越山カラーの緑色に染まった甲子園球場のアルプススタンドを前に笑顔を見せる南雲(鈴木亮平)、山住(黒木華)、球児たちの姿が見られた。

 このシーンの撮影を行ったのは11月中旬。高校野球の聖地である甲子園球場で地上波ドラマのロケが行われるのは異例ということもあり、実際に足を踏み入れたキャスト陣は興奮を隠せない様子だった。夏の大会を再現するべく、薄手の装いをした5000人を超えるボランティアエキストラが参加し、3塁側のアルプススタンドは越山カラーの緑一色に。その光景を目にした鈴木は、後に「アルプススタンドで大勢の方が越山のタオルを掲げていて、そのときの景色は特別でしたし、横にいた球児たちもすごくいい顔をしていて、一生忘れられない光景です」とコメント。ロケ終わりにはボランティアエキストラに向けてキャスト陣からあいさつも行われ、甲子園球場は大盛り上がりとなった。

 本作では甲子園球場のみならず、関東近郊や三重県でも球場ロケが行われ、毎回多くのボランティアエキストラが参加。高校野球の臨場感を再現するために大きな歓声やブラスバンド、チアリーディングなどのの協力を受け、黒木は「たくさんの方に参加していただき、エキストラの皆さんを含めてできた作品だと思います」と振り返った。

 同作に出演した球児たちは約半年間のオーディションを経て選考されており、その様子は「下剋上セレクション 完全版」としてU-NEXT Paraviコーナーで配信中。最終回放送終了後に第9回が配信となり、オーディション、ドラマ撮影と約1年を駆け抜けた彼らの本編では見せない姿が見られる。

 鈴木亮平は撮影を終えて、球児役の出演者に対して「猛暑の中から始まり、この寒い中まで本当にお疲れ様でした。皆さんが愛する作品の主演を務めさせていただき幸せだなと思っています。これから球児の皆さんの前には色々な明るい未来があると思います。そのときに『下剋上球児』をやっていたあの夏、秋、冬が2回目の青春だったなと思ってほしいです。そして、また別の作品で会ったときにはお芝居のキャッチボールをしましょう」と話した。
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