「どうする家康」大河脚本初挑戦の古沢良太氏「ずっと愛されるものを目指した」松本潤のけん引力に感謝
2023年12月17日 21:00
芸能
大河脚本初挑戦を終えた古沢氏は「テレビドラマというのは放送されて終わるが、語り継がれるもの。ずっと愛されるものを目指したつもり。松本さんが先頭に立ってそういうものできたんじゃないか。どうする家康、松本家康を愛し続けてほしい」と自身の考えを示した。
これを聞いた松本も「皆さんと最後の最後、こうして過ごせてうれしかった。昨年の6月から1年半…この作品だけを考えて過ごしてた。この現場、この作品、どうなるのかと。それだけ考えた1年半は幸せでした。自分の中にこれからも残り続けるものがある時間だった。僕らの世界は見てくださる方がいて成り立つ仕事。皆さんの心の中に残ってくれたら、こんなにうれしいことはない。まだ出会っていない人も、何かを感じてくれたり、何かを考えてくれるきっかけになれば。
本当にありがとうございました」と言葉に力を込めた。
入場無料の今イベントの募集人数は1800人で、応募総数は5万3500人。倍率は約30倍だった。イベントの最後には子供たちが再登場。出演者に贈る静岡の特産品を手に「殿、おつかれさまでした!」。感激の松本家康が子供をギュッとハグし、大きな拍手が鳴りやまぬ中で幕を閉じた。
「どうする家康」は、「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。