宮崎謙介氏 議員時代所属の二階派家宅捜索に衝撃「びっくり。入るのかと」「私も派閥のパーティー券を…」

2023年12月19日 18:01

芸能

宮崎謙介氏 議員時代所属の二階派家宅捜索に衝撃「びっくり。入るのかと」「私も派閥のパーティー券を…」
元衆議院議員の宮崎謙介氏
 元衆院議員の宮崎謙介氏(42)が19日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に出演。自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で、東京地検特捜部が同日、政治資金規正法違反(不記載など)の疑いで東京都千代田区にある安倍派(清和政策研究会)と二階派(志帥会)の事務所を家宅捜索したことについて言及した。
 宮崎氏は火曜レギュラーの北斗晶が体調不良で欠席のため、急きょ代打で出演した。

 2016年に不倫騒動で衆院議員を辞職するまでは二階派に所属。今回の疑惑について「そもそもですね、私も派閥のパーティー券を売らされた、売らなきゃいけなかったノルマがあったんです。100万円なら100万円で売らなきゃいけないんですが、102万円くらい以上から売ると100%バックされるというルール。キックバック自体は問題ないんですよ。それを不記載、帳簿に書かないで申告しなかったことが問題。それが裏金と言われている」と解説。

 安倍派も二階派も、議員側がパーティー券の販売ノルマを超えて集めた分を、収支報告書の収入に記載せず議員側に還流。安倍派では支出にも記載せず、受領した議員側も収入として書いていなかった。一方、二階派では還流分は派閥側に支出として、議員側は収入として、それぞれ記載されていたという。特捜部は安倍派がより悪質だとみて、受領議員への聴取を進めている。

 不記載を教えられているのでは?という問いに、宮崎氏は「それは私、今回初めて報道で知りました。安倍派はそれやってたんだなって。知らなかったです。他派閥のパーティー券事情とかって、全然共有がないのでわからないんです。(それは派閥ごとの文化?)です、です。だから他の麻生派なんかはきっちりやってるし。二階派でも我々の方はきっちりやってたんです。だけど派閥の中での管理までは、雲の上の人たちがやってるのでわからないっていうことで。報道で知ったことがいっぱいある」と述べた。

 不記載にすることで「書かない方がお金はなんにでも使える。書くなって言われたから書かなかったんですね。何に使ったか自分の中ではわかってる人もいる。真面目にやってる人は。全部きっちり残してるよっていう人もいるんです。だけど、そうじゃない、私服を買うとか、ゴルフ行ったとかそういう人もいる」と明かした。

 一方で悪気なく不記載にした議員は驚いているのではという質問に「びっくりしてる人けっこういると思います。そう教わって、派閥のおかげで当選した人っていっぱいいるし、出世していくっていうのもある。上から言われて、みんなやってるしなあっていう感覚だったと思う」と語った。

 両派閥への家宅捜索に「びっくりしてますよ。入るのか、みたいな。派閥にはみんな入らないだろうと。自民党の中には特捜はツッコんで来ないだろうという話はあるので…相当ソワソワしてたんですね。国会の開会中は不逮捕特権があるので特捜も入っていけない。半年以上前から事務局には特捜が入ってヒアリングしていた。数カ月前から事務局長さんは体調崩されて辞められてるんですよね。っていうのがあるくらい取り調べがあったっていうことですね」と率直に驚いたという。

 「特捜もこれで手ぶらじゃ帰れないですからね。情報を上手く小出ししてますね。今週はガサに入った。クリスマスくらいに次の展開があるんじゃないかなと見てます。(どなたかが逮捕?)かなと。逮捕できないとメンツ丸つぶれですから」と予想した。
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