「どうする家康」大河歴代2位の低視聴率も総局長が評価「素晴らしい作品」配信は歴代最高 多様な視聴形態
2023年12月20日 15:35
芸能
山名総局長は「朝ドラや大河が終わる度に所感を尋ねられているが、生活スタイルが変化していて、『どうする家康』はBS(午後6時から)や4K(午後0時15分から)で先行放送。NHKプラスでの視聴数が過去最高で、録画だけじゃなく、多種多様な形で見られていて、単純に過去の数字(視聴率)と比較できない時代になったと思う。素晴らしい作品だった」と絶賛、総括した。
「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどの古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛けた大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描いた。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となった。
視聴率は苦戦したものの、新解釈の作劇やデジタル技術「バーチャルプロダクション」を本格導入した撮影手法など“新しい大河”への挑戦には一定の評価があった。