八代英輝弁護士 ダイハツ不正、エアバックなど174件、64車種「信頼のあった安全性に大きなキズ」
2023年12月21日 16:22
芸能
第三者委は新たに書類の虚偽記載など174件の不正を確認した。衝突試験では、衝撃でエアバッグが作動するか確認する必要があるが、タイマーにより自動で作動させたといった不正な加工があったなどと指摘した。1番古い不正は1989年だった。対象車種にはマツダやSUBARU(スバル)から委託された、相手先ブランドによる生産(OEM)分も含まれる。不正を受け国内で出荷停止となったのはダイハツがタントなど現在販売中の全11車種。トヨタはライズなど8車種、スバル6車種、マツダ2車種。不正は生産を終了した車種を含む。
八代氏は「日本の軽といったら、限られたスペースの中での先進性であったり、工夫だったり、つくりのまじめさだったり、地方では1人1台、車がないと生活になっていきませんから、この限られたスペースの中でも安全性を決してないがしろにしないという信頼があったと思うんですね」とし、「その部分に大きなキズがついてしまったというのは、すごく大きな業界全体に及ぼすダメージなんじゃないかなと思いますね」と自身の受け止めを述べた。