天童よしみ　父の希望で都内の自宅に作った驚きのものとは　家具や食器は「グッチのね」とも明かす

　歌手の天童よしみ（69）が23日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜後11・30）にゲスト出演。演歌好きの父のリクエストで都内の自宅にそろえた物を明かした。 　デビュー51年目で紅白歌合戦に27年連続28回出場が決まるなど、演歌界で活躍してきた天童。幼い頃は演歌好きの父と共にいつも歌を歌っており、歌手になることは「父の夢でした」と明かした。

　天童は父と練習を重ね、10代で天童よしみとしてプロデビューした。天童は「父がねえ、もうずっとずっと長年私の、歌手・天童よしみの道のりをずっと応援してくれて」と話すと、デビューから随分立った頃に「父のお願い聞いてくれるか」と言われたことがあったとした。

　父は「自宅に滝を作りたいんだ」と話したとし、共演者らが東京でかと驚くと、天童は「東京。それも（家が）洋風なので、滝と凄い合わないんですよ。滝は和でしょ。合わないし、物凄いお金がかかるから“やめましょ”と」と話したという。

　それでも父は「いや、やった方がいい。これはいずれ、ああお父ちゃん、ほんまに滝作ってくれてありがとうって、お父ちゃんに感謝するようになるぞ」と力説。天童は「で、実際作りました」「岩も全部作ってもらいました」「父の出身が和歌山県なので。那智の滝のイメージですね」と自宅に作られた滝を披露すると、アシスタントMCの同局・宇賀神メグアナウンサーは「テーマパークみたい」と驚きの声を上げた。

　天童は「なんかざわざわした日常生活の中で、滝っていうのは本当にその水の音だけでうわあ、落ち着くなあって凄い最近思うんですよ。水の音とか、跳ねる音とか。あっ、父が（言っていたのは）これなのかって今ようやく思いましたね」と目を細めた。そう思うまでには時間がかかったが、「掃除が大変なんですよ。ヌルっとしてるし、滑るし」と苦笑した。

　他に父からの要望はあったかと聞かれると、「家具とか、椅子とかイタリアで注文したい」と言われたと告白。「お父さん、イタリア行って自分で。で注文してきて。ベネチアングラスとか、ワイン好きだったし。演歌なのにワインなんですよ」と続けた。

　結局、家具や食器は「グッチのね。そういうのそろえて」と天童。父は「思い切って今のうちに買い物しとけばずっと長持ちするから」と話したと明かすと、MCの「極楽とんぼ」加藤浩次は「娘の金使いまくりじゃないですか！」とツッコミを入れた。